吴新荣日记>19440107
昨夜は寒かった。
殊に荣梁等を案じて眠らね[れな]かった。
それで《台湾文学》の〈玉兰花〉(吕赫若)と〈盂兰盆〉(坂口䙥子)を读んでしまった。
今年“台湾文学赏”を获得したこの两者は不思议にも幼き时代若しくは若き时代の自叙传风に书いてゐた。
而も两者とも何时もながら变わらず立派な笔运びであったのを感心した。
この读后の兴愤[奋]と昨夕访ねた叶家の事を考へて一层眠れなかった。
碧霞夫人がこの一家を处理するのに意外に苦难が多いことが分った。
故き友人に对する信义からしてもその遗族の面倒を见るのが当然であった。
若しもこの一家に重ねて不幸なことでもあったら、故人もその友人达を恨むではなからうか。
かれこれ考へてゐる内に、鼠がワナにかゝったので起きて捕へたりした。
又犬がしきりに塀や户を坏はすので起きて追ったりした。
その为めに今朝迄まんじりともしなかった。
その中、又犬が二匹浸[侵]入して来たので、癪に触って日本刀を取り出して一匹を切り杀した。
さすがは日本刀だけあって九つの命もあると云ふ犬も一击の下に倒れたのである。
昨夜很冷。
尤其是挂心荣梁等人而无法入眠。
于是拿出《台湾文学》读完其中的〈玉兰花〉(吕赫若)及〈盂兰盆〉(坂口䙥子)。
获得今年“台湾文学奖”【1】的这两位作家,很巧地,写的都是他们幼年时代,或年轻时代的自传式小说。
而且,这两者不管何时,其优美的运笔令人佩服。
读完后的兴奋,加上想到昨夕访叶家一事,更是无法入眠。
碧霞【2】夫人要处理叶兄留下一家的事,有许多令人想不到的辛苦。
基于对故人的信义,当然应该照顾其遗族。
如果这一家再遭遇任何不幸,故人一定会埋怨他生前的友人吧。
正想东想西时,听到捕鼠器挟到老鼠的声音,就下床处理。
又听到野狗来破坏墙壁和门板,就又下床追赶,一直弄到早上都无法成眠。
其间又有两只野狗侵入院子,令人怒气难消,就拿出日本刀,杀死了一只。
日本刀就是日本刀,即使有九条命的狗,也一击倒地。
【注】
【1】台湾文学奖:此台湾文学奖并非皇民奉公会创设之文学奖,而是由《台湾文学》杂志所设置,为鼓励新人创作之文学奖,奖金提供者为陈逸松。
【2】碧霞:即杨碧霞,台南市人。
“佳里青风会”会员叶向荣之妻。
于台南市经营“美华旅社”。
台南市名绅辛西淮之夫人为杨碧霞的阿姨;
辛西淮之长女嫁给吴新荣的义兄毛昭癸,故吴新荣与杨碧霞如亲人一般来往。
