年月日:1943:19430727:19430727-t-jpn-dea-002-日本新闻



日本ニュース 第164号

1943年(昭和18年)07月27日

[1]米機来襲の南方基地<敵反抗を撃ち砕け> 00:59

敵機。敵が呼号する総反攻は、日を追って熾烈(しれつ)の度を加え、すきあらば本土を伺わんとする敵機の蠢動(しゅんどう)許しがたし。ここ南方○○基地に来襲せる敵重爆の運命かくのごとし。この現実をなんと見るか。

[2]ラングーン市民の消火訓練<敵反抗を撃ち砕け> 00:52

敵反抗の一拠点、インドに国境を接するここビルマ。独立を間近に暴挙重なる敵機猛爆に備えて、ビルマ人の意気軒昂(けんこう)。敵機何ものぞ。手渡すバケツに通う心は一つ。来たらば来たれ。闘魂は火と燃えて、東亜共栄圏空の守り全し。

[3]隣組の防火演習<敵反抗を撃ち砕け> 00:31

(防火演習の様子)

<歌>

「空襲なんぞ怖るべき 守る大空鉄の陣 老いも若きもいまぞ立つ 栄えある国土防衛の 誉れを我ら担いたり 来たらば来たれ 敵機いざ」

[4]大空に誓う 学徒十万 02:34

大挙して行かん決戦の大空へ。わが翼もて敵を撃砕せんとの決意は固く、7月25日、学徒航空決起大会、東京都に挙行さる。

「青空の下、ラバウル飛行場には、数万の練習機、百数万の戦闘機、爆撃機、偵察機が、翼(よく)を広げて諸君の帰るのを待っております。諸君はよく現在の重大なる使命を感ぜられて、理解されて、軍国に尽くされんことを、先輩として心から熱望する次第でございます。」

「学徒諸君、我ら学徒が若さと情熱と忠実なる希望をもって、この航空決戦へ参加する時がきたのだ。我ら中学生も在学中に、航空教育をしっかりと身に付け、これら先輩に続いて決起し、決起せんと固く固く決意している次第であります。」

「大学生は陸軍航空見習士官に、中学生は航空士官学校生徒に、国民学校生徒は陸軍少年飛行兵に、陸続として志願し、もって祖国の将来を泰山安きににあらしめる日のために、粉骨砕身すべきであると信じます。」

[5]いざ征かん決戦場へ(海軍落下傘部隊) 01:58

いざ征(い)かん決戦場へ、全国の学徒大空へ、陸続決起するの時、帝国海軍落下傘部隊の精鋭は、寧日(ねいじつ)なき猛訓練を続けている。生死もとより眼中になし。旺盛なる攻撃精神を、真白の傘いっぱいにはらませて、群がる敵中へ莞爾(かんじ)として踊り込む空の神兵。嗚呼、偉なるかな、日出(ひいずる)国の兵(つわもの)よ、敵の反抗の撃砕へ、撃滅へ。ただ一途、血のにじむ訓練は続く。

年月日/1943/19430727/19430727-t-jpn-dea-002-日本新闻.txt · 最后更改: 2025/07/20 01:57 (外部编辑)