年月日:1943:19430604:19430604-h-roc-s27-006-吴新荣日记



吴新荣日记>19430604

昨夕は飘然として台南へ出挂けた。
奇珍の留守宅を访ねたが、依然としてその归期が分らない。
药屋、文具屋、表具屋、杂货屋等数轩回って见た。
先日或る人から进言し[され]た本町の林氏劝治宅の前も通って见た。
序でに石门脚の故宅を访ねて黄母と黄妹の病を见舞った。
それから天乐庄に赴いて约束の友人达と会はうとしたが、天乐庄は移转な[した]ので目的を果さ[せ]なかった。
已むを得ず黄百禄、陈清晓两君を访ねて盛场へ行って檨仔を食べたり、松竹へ行って豚舌を食べたりした。
それから胡[蝴]蝶を追ふて樱の宅に赴いたが、今度は少しも[全く]没风流で后悔のみ残った。
今朝は疲劳と不眠を初[始]发のバスに乘せて佳里に归って来た。
やがて午后には奉公会街常会、晚には壮年会委员会を开くと云ふ文书が舞い迂んで来た。
こんなに私事公事がとり迂んで来ると、本业も家庭も顾る余裕が出来なくなるではないか。
それを克服する为めには次の顺位を再检讨してかゝ【ら】ねばならない。
一、陈。
二、林。
三、颜。
四、柯。
五、程。
昨夕,漫无目的地到台南去。
到奇珍家看看,仍然不知他的归期。
之后,到药店、文具店、裱装店、杂货店办些事。
也走过前几天有人提过的本町的林劝治小姐的家门前。
顺便到石门脚【1】黄家故宅,去探视黄母和黄妹的病。
之后到天乐庄和约定的友人们会合,但天乐庄已迁移,结果未达目的。
不得已,去找黄百禄、陈清晓两友人到沙卡里巴【2】吃芒果,到松竹吃猪舌料理。
之后去追逐蝴蝶,到樱花的家。
一点也没风流,只留下后悔与懊恼。
今晨带着疲劳和失眠,搭头班车回佳里。
不久收到公文,通知下午开奉公会街常会,晚上是壮年会委员会。
如此私事、公事两头忙,自己的本业、家庭已无暇照顾了。
为了克服这些困难,再次检讨,排列出以下顺位:
一、陈。
二、林。
三、颜。
四、柯。
五、程。

【注】
【1】石门脚:今台南市府前路一段304巷,“萧氏节孝坊”附近。
【2】沙卡里巴:日文“盛场”(Sakariba),为“综合商场”的意思。
日治时期,日人将台南人的小吃摊集中在今中正路与友爱路附近,该区亦为当时台南的闹区中心。

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