吴新荣日记>19410825
今朝、佳里に归へらうと思ってバスに乘ったら、谢振声君に出会った。
彼は急用があってわざわざ访ねて来る所だったと云ふ。
彼は西港に[で]一旦下车して后、午顷に佳里にやって来た。
丁度石锡纯君も来てゐたので一绪に午饭を食べながら语った。
彼は今苦恋の途中であって、これから人生の转换期に入ると言明した。
恋の相手は彼の部下であるが、彼女は周围からの压迫で遂に行卫不明になったとのことだ。
それで彼も职场を弃てて家庭を顾みず、彷ひの旅に出たいとのことだ。
中年になってもかかる恋爱三昧に耽け得ることはさすが彼である。
然し吾々は彼の行动には不赞成で、彼に家庭に归ることを劝めた。
若しも家庭に归らねば大陆へ行くことも已むを得ないと、忠告してやった。
そしてかかる女性は决して理想的でないことを彼の理性を[に]诉へて见た。
然しこの悲しむべきロマンテストたる友人は、果してこのままこのストーリーを中断するだらうか。
成程彼は家庭的には决して幸福ではなかった。
然し人间は决して自己の意志で社会を支配することが出来ない筈である。
恋爱と结婚はやはり别々に考へねばならない。
今朝正要搭乘巴士返回佳里时,在车上遇见谢振声【1】君。
他说有急事正好要去找我。
他先在西港下车,中午就来找我了。
刚好石锡纯也来了,就边吃午饭边谈。
谢振声君表明现在正在苦恋中,今后将进入人生的转捩点。
相恋的对象是他的部下,而她也受到周围的压力,导致行踪不明。
因此,他离开公司,想要不顾家庭,离家出走,自己去做流浪之旅。
人到中年,还如此沉溺于恋爱三昧,真不愧是他。
但是我们不赞成他的行为,而劝他返回家庭;
也对他提出建议,如果不想返回家庭,去大陆也行。
我们希望他能理智面对,至于那个女性绝对不是他的理想女性。
但这位悲伤而浪漫的友人,真的会就这样中断这份爱情吗?
原来是他的家庭不怎么幸福。
但人是绝对无法以自己的意志来支配这个社会的。
恋爱和婚姻终究是不得不分开考虑的。
【注】
【1】谢振声:彰化市人,彰化市北门德生医院长谢德斌长男,医学博士。
台湾总督府台北州立台北第一中学校学生。
吴新荣就读东京医专时的同学。
自东京医专毕业后,在东京帝大研究细菌卫生学,后在台北病院研究皮肤花柳病科。
台北帝大创设后,再入河石外科研究。
后返彰化开业。
