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吴新荣日记>19380305

午后、妻子と共に腾云车で下南した。
徐清吉、陈培初君と同伴した。
台南に着いて妻子とのみ世界馆を访ねた。
“マドリット最后の列车”、“南风の丘”、“血路”の三篇を观览した。
外国もの、现代もの、旧剧もの揃ってゐるが、“マドリット最后の列车”の外は大した感铭がない。
剧场で黄百禄君と王柏荣君に会った。
后、妻子を奇珍兄の处に送ってから松金ホテルに[で]清吉、培初两君に会った。
そこに国津と国卿も一绪にをった。
それで一绪にカフェー天国へ行って晚饭を食べた、天国は何时も气持のよい七人の女が待ってゐた。
“ルビー”の性格的容貌と人间的教养はこヽのナンバーワンであらう。
“ミミ”は曾って嘉义柯眼科の看护妇として佳里医院に出张した因缘のある女である。
“サクラ”はやはり曾って佳里に住みて恐らく佳里医院の患者になったことのあるものである。
“ツバキ”は谢振声君に绍介して彼をして天国の梦を满吃させたものである。
“ノブコ”は李自尺君の永久の爱人である。
“サチコ”は郭维钟君に依ってその前半生をきかさせ、そして恐らく谁かに依って后半生を语るであらう。
最后に“ユキコ”は曾って陈清钟君の死を泣いたことのある女性である。
吾々はこれらの女性の经历を书こうとしてこの页を埋めた【の】ではない。
然し天国はあく迄天国に终らせたいものである。
そこにある梦は何时も实现性のない梦である。
只ある时代から逃避した一群の可怜れな人间の梦である。
下午偕妻乘腾云的车赴台南,徐清吉、陈培初君同行。
到达台南后,与妻到世界馆看电影,“马德里最后列车”、“南风之丘”、“血路”三部。
外国片、现代片、武侠片,三样具备。
除“马德里最后列车”之外,没甚么动人之处。
在戏院遇到黄百禄君和王柏荣君。
将妻子送到奇珍兄家,再到松金旅社和清吉、培初会面。
国津、国卿也在,大家一起到天国咖啡屋吃晚饭。
天国经常有七位可爱的服务生。
“琉美【1】”很有个性的容貌和善体人意的教养是这里最佳者;
“咪咪”曾是嘉义柯眼科的护士,曾到佳里出差,有过一面之缘;
“樱花”也曾住过佳里,可能曾是佳里医院的病患;
“山茶花”曾介绍给谢振声君,曾让他满脑子都是天国之梦;
“信子”是李自尺君永久的爱人;
“幸子”由郭维钟影响她的前半生,后半生由谁去接故事吧;
最后的“雪子”是曾为陈清钟的死而哭的女性。
我不是为了这些小姐的经历而填满这一页,而是要把天国当做永远的天国。
在这里做过的梦是永远无法实现的梦。
只是逃避某个时代的一群可怜人的梦。

【注】
【1】琉美:黄百禄之第二夫人。
日文日记皆称ルビー夫人。
汉文日记则不统一,“女美”、“吕美”、“汝微”、“尔薇”、“女薇”、“女微”、“琉美”等名字。
然不知其本名为何。

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