昨夜の雨、昨夜の风、暗云低くたれこめた朝も晴るれどバイカル湖より来る北风强くして寒さ身に泌[沁]む。
全五年提出の七十五字以内の卒业寸感提出。
“来し方を静かに省る时多小[少]こそあれ谁しも自己の步み来たった道の足らざるを感ずるものである。
少年らしき意气に燃えて、悔なき中学生活に己が全灵を尽せ。”と。
【1】寒い北风の吹く日、赤い电灯の下、冷える足をズボん[ン]でくるんで、物淋しい程静り返る学寮の古びた机に今日も又。
怀かしからう。
乐しからう。
后にして思へば。
されど今は。
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昨夜的雨、昨夜的风,暗云低垂的早晨也放晴了,但是贝加尔湖吹来的北风强劲,寒意沁身。
提交了全体五年级生都要缴交的七十五字以下毕业寸感,我写的是:“静思前路时,任谁多少都对自己走来的路有不足之感。
点燃年少当有的志气,尽一己之全灵完成无悔的中学生涯”。
冷冷北风吹袭的日子里,今日仍在红色电灯下,用裤子包裹冰凉的脚,待在静寂得有些凄清的学寮的陈旧桌前。
怀念吧!
享受吧!
以资日后回忆,可是当下……
晚上2时就寝
【注】
【1】此短文刊载在同年由台南第一中学校所发行的《校友会报》。
(台南第一中学校校友会杂志部编,〈卒业寸感〉,《校友会报》,第二十二号(纪元二千六百年纪念号),台南:台南第一中学校友会,1941,页73)