南河は发热して以来已に四、05日になった。
咳もするも热は稽留的ではない。
どうも可怪しいから、昨日王乌硈先生を请ふて诊って贳ふことになった。
王先生は大したことはないが风邪かも知らんと云って归られた。
昨夜は又々高热になったので、肺炎だといけないと思ってヒネロンを注射した所、今朝起きて见ると麻疹が立派に出てゐた。
病名が分かって安心したが、もとより病弱なる子故やはり心配でならない。
スペインではバルセロナが陷落し、中国では吴佩孚が出马すると云ふ。
世情の变迁も早いものだ。
いよいよ全世界が转换期に入った(の)ではないか。
人民战线が退场して、新しき何かが形造するではないか。
この新しきものを产み出す为に现在の阵痛があるではないか。
建设は确かに最も乐しいことの一つである。
后の花园に对する炼瓦塀の建造だけを见ても、私の现在の最も乐しきものの一つである。
何故なれば、自分の意见(に)从って创意のまゝに半永久的に形造して行くことに无限の趣味が生ずる。
实に建设は创造である。
从って建设は何时も若き意志と超越の心境を获得することが出来る。
若しもこの身分に建设に可能なる资材があれば、吾々は飞跃的な大造营を敢行するであらう。
趣味と云へば、近来私は新闻の时代もの即ちチャンバラ又は讲谈、若しくは旧剧ものの小说を爱读する样になった。
现在《朝日新闻》の〈宫本武藏〉と《台湾日々新闻[报]》の〈柳生旅日记〉を读んでいる。
それは心境の变化と云はうか、又は思想の转向と云ふか、それとも年のせいであるか。
何れもあるが、主に还[环]境の为めだと云へる。
先日、奇珍から或る消息が[を]传へて来た。
その古き友人以上の友人、又は最初の亲友以上の亲友が实に数年以来の消息が[を]传へて下れた。
それはやはり私が年のせいで思想が变って来たことを喜んでいると云ふことだ。
この眼镜のお医者さんも子供が余计一人多くなると、段々圆满になるらしいとのことだ。
年龄と思想、还[环]境と心境それは遂に离れるべからざる关系、超さ
ざるを得ない关所であらうか。
あゝ永远の友よ、君は尚我が事を念ずる。
吾も君のことを忘れないであらう。
南河发烧至今已有四、五天,时而咳嗽,体温上下不定,觉得有些奇怪。
昨天请王乌硈先生来帮我做诊断,王先生说没什么大碍,也许是感冒而已,就回去了。
昨夜又发高烧,如果是肺炎就糟了,就为他打了一针ヒネロン。
今晨起床后一看,竟出现麻疹。
既知病因,令人心安。
这孩子本来就体弱,仍然很担心。
在西班牙,巴塞隆纳已沦陷;
在中国,则有吴佩孚【1】出马,世界局势变化多端。
是否全世界已进入转换期?
人民战线退场,而新的某些势力在形成中呢?
为了此新势力之产生而有现在的阵痛期吧。
建设确是最为快乐的事情之一。
只要看到后花园的砖墙,其建造的成果,就是我现在最为愉快的事情之一。
因为那是根据我的意见,按照我的创意,半永久性的营造,产生无限的趣味性之故。
事实上,建筑即是创造。
而从建设中永远可以获得年轻的意志和超越的心境。
以我目前的身分,如果在建设方面有了可能的资材,也许有一天能勇于进行飞跃性的大规模营建。
说到兴趣,近来很喜欢阅读有关报上的时代剧即剑剧和讲谈,或旧剧小说。
现在《朝日新闻》连载的〈宫本武藏〉和《台湾日日新闻[报]》的〈柳生旅行日记〉,是每日必读。
也许是心境的变化或思想的转向的关系,也或许是年龄的缘故吧。
我想主要的原因还是环境改变的因素。
前日从奇珍传来一个消息。
这个比老友更好的友人,比亲友更加亲的亲友,可真传达了数年以来的讯息。
他说他很高兴我年龄的关系,我的思想也逐渐地在改变。
我这个戴眼镜的医师也许家中孩子多出一个,就渐渐变得圆满。
年龄与思想,环境与心境有不可分割的关系,不可超越的关卡吧。
啊!
我永远的好友,你至今还对我念念不忘,我也对你无法忘怀!
【注】
【1】吴佩孚(1874-1939):字子玉,山东省蓬莱人。
晚清秀才,北洋军阀中直系军阀的首领。